アーティスト Chou Yiの偏愛紙製品
独特なフォルムで描かれた自由で力強い線と色彩がとても印象に残る作品。
台湾を拠点にアーティストとグラフィックデザイナーを行き来しながら世界で活躍する周依(Chou Yi)さんによるもの。
最近ではAppleや、NIke、BEAMSやLUMINEなど日本でも馴染み深い企業とのコラボレーションも多く手がけ、目にしたことがある人も多いと思います。
彼女自身が「私の描く裸の女性は、何にも縛られない解放的な精神の象徴と言えるかもしれない。」と語るように、線や色に込められた意思を感じる作品は閉塞感のある状況でも、どこか背中を押してくれるような魅力を感じます。
そんなChou Yiさんに偏愛している紙製品をお伺いしました。
「象牙紙」だそうです。
「ドローイングやアイデアを描き留める時や、鉛筆でアート作品を描く時も、日本に同じものがあるかどうかわかりませんが、台湾で「象牙紙」という呼称で売っている様な紙を愛用しています。 紙肌にテクスチャーがあり微かな存在感〜温度を手触りで感じとれるような紙が手馴染みが良いです。」
補足(「象牙紙」はアイボリー調の紙の未塗工紙の総称。例:アメリカNEENAH社のClassic Crest等。美術大学の周りにある画材店では多種多様な輸入紙が一枚単位で多く売られている。)
https://www.neenahpaper.com/brands/classic-crest-papers
ひっかりのある紙肌に描いていると、感覚が刺激されて新しいアイデアも沸きそうですね。
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また、大成紙器製作所の商品でお気に入りのものもお伺いしました。
「PAD NOTE」だそうです。
「やっぱり今回コラボレーションしたPAD NOTEですね。高級感がありつつも気取った感じがしないシンプルな佇まいがとても気に入っています。大きめのノートなら絵を描いて気に入ったものが出来上がったら剥がして日本の友達に送ったり…小さいタイプはモバイル感覚でインスピレーションやアイデアスケッチを気ままに描き留めるノートとしてちょうど良さそうです。」
今回コラボレーションして制作した「EASY」editionのPAD NOTE。 |
今回は貴重な機会をいただき、コラボレーションとインタビューにもお答えいただき、ありがとうございました!
これからも自由で力強い作品を楽しみにしています!
PAD NOTE "EASY" edithion|商品ページ
周 依 / Chou Yi
アーティスト / グラフィックデザイナー
台湾を拠点に活動。コミック、映画、音楽などのリズムやイメージをドローイングに変換し、日常生活の微妙な瞬間を吹き込むことを得意としている。国内外の企業や出版社、書店、アーティストとのコラボレーションを行っている。